SONY α7c | SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary
SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary
このレンズの良さは、背景の不自然なボケ感ではなく、ふわっとした自然なボケ感だ。これに尽きる。
そして、小さくて軽い本体(215g)という事。
これはスナップ写真を撮る上でとても大事な事だ。
最近は所有欲を満たす事が優先されたレンズばかり
最近の高額なレンズや、iphoneなんかもそうだが、パキッとくっきりし過ぎていて、どの写真もその動画も同じ様な感じがしてしまう。
そして高額である。
高額になればなるほど、人の所有欲が掻き立てられる。
こんな高価なレンズをついに俺は買ってしまった!と。
ただ、高いものが本当に良いものなのだろうか?
レンズにとって一番大事なのは、自分の撮りたい写真が撮れるかどうかだ。
俺は写真にアナログ感が欲しい
俺はもっと柔らかい写真がとりたいんだ。
強いて言えば、「写ルンです」みたいな、光量が足りずにちょっと手ブレしちゃいましたぐらいのを求めている。
それをカメラボディに頼るのは俺の知識不足でよくわからないのだが、俺はそれをレンズに求めた。
ただ、オールドレンズを使う勇気も時間なく、少し前に発売されたレンズの中から探し出すことにした。
そこで出会ったのが、
「SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary」だ。
風景以外の物撮りに関しては、全て開放で撮ってみたが、これがまた素晴らしかった。
卵焼きがフワフワしている。
植物の繊細さが表現できている。
光が柔らかい。
購入後、すぐに撮ってみた感想
カメラ側の設定も特に動かす事もなく、スタンダードな設定でこの光の柔らかさ。
写真を見て、昔、フィルムカメラでマニュアルで撮っていた頃を思い出した。
ピントが合っていなさそうで、絶妙にポイントで合っている感じがいい。
使いこなすのが難しいのだが、それは時間をかけて解決していけばいい。
誰でも簡単にスッキリした写真を撮れるレンズより、こうゆう癖のあるレンズの方が面白みがある。
この先、欲しいレンズがあと何本かあるが、このレンズだけは恐らくずっと使い続けるだろう。